福翔高校 入試問題を配布ミス 英語 47人リスニングできず

福翔高校 入試問題を配布ミス 英語 47人リスニングできず
2009年3月12日7時7分配信 西日本新聞

 福岡市教委は11日、市立福翔高校(同市南区野多目)で同日実施された入試で、英語のリスニングテストの際に誤って筆記テストの問題を配り、受験者47人がリスニングテストに解答できないミスが発生した、と発表した。同校は47人に謝罪し、筆記テストの得点を英語全体の得点に換算する救済措置を取った。

 市教委によると、英語はまずリスニング、次に筆記を行う仕組み。279人が受験したが、このうち47人が入った教室で、教諭2人が誤って最初に筆記の問題用紙を配布。配り終わった時点で気付き、問題用紙を配り直そうとしたが、リスニングの放送が始まってしまったため、再度実施することは難しいと判断したという。

 配点はリスニング15点、筆記45点だったが、47人については筆記の点数を60点満点に比例換算する。市教委は「問題用紙は封筒ごとに分けており、本来起こり得ない間違い。申し訳ない」としている。

=2009/03/12付 西日本新聞朝刊=

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